アミタ株式会社もパワーシフト!社員の自宅切り替え、呼びかけも

アミタ株式会社 HP:http://www.amita-hd.co.jp/

*アミタホールディングス株式会社のリリース(2018年8月9日)
http://www.amita-hd.co.jp/news/_fit_fit.html

選んだ電力会社: みんな電力株式会社(2018年8月~)

切り替えた施設: アミタ(株)姫路循環資源製造所(第一工場・第二工場)、姫路オフィス(2018年8月より)
アミタ(株)北九州循環資源製造所、茨城循環資源製造所(2018年10月より)(計5カ所、いずれも高圧)、風伝館/アミタミュージアム(京都市)

その電力会社を選んだ理由:

アミタグループは「持続可能社会の実現」をミッションに掲げ、企業・自治体の持続性向上を支援する統合サービスを展開しています。同時に、自社の事業活動においても、積極的に環境負荷の低減に取り組んでいます。これをさらに推進するため、今回は100%リサイクル事業を行う国内自社製造所および自社オフィスについても、弊社のグループミッションに沿った電力を選びたいと、2017年度より検討を進め、切り替えを決めました。

電力会社の選定にあたっては、FIT電気(再エネ由来)比率の高い電源構成であること、サービス提供エリアが広域であること、企業理念に親和性があること等を重視し、調査を行いました。

上記に加え、みんな電力(株)さんでは、ブロックチェーン技術を用いた電力供給源(生産者)を指定できる新システムを開発されていることが決め手となりました。これが実現すれば、将来アミタグループやアミタが支援する地域内で発電されたFIT電気(再エネ由来)を指定した消費が可能になるからです。

今回の切り替えを、エネルギーの地産地消も視野に含めた持続可能社会実現への、更なる一歩に繋げたいと考えています。

パワーシフトにつながる取り組みやビジョンを教えてください。:

日本初!社員対象のFIT電気(再エネ由来)への切替支援制度
自社製造所等のパワーシフトと同時に、弊社ミッションである「持続可能社会の実現」に向けてさらに一歩踏み込むべく、日本初となる社内制度を新設しました。それが、「あみ電(あたらしい みらいのための 電力)手当」です。
これは社員とその家族の自宅を対象に、FIT電気(再エネ由来)の比率が高い電力への切り替えを促進する手当制度です(2018年7月設立)。

具体的には、グループ正社員およびその一親等(父母・配偶者・子)にあたる家族の自宅を対象に、グループ指定の電力会社に切り替えを行った場合、1世帯あたり月200円が手当として支給されます。例えば、自宅と実家の2世帯について切り替えを行うと、月400円(年間4,800円)が支給される仕組みです。

指定の電力会社は、2018年度はみんな電力(株)と自然電力(株)ですが、社員の声を受けながら年度ごとに追加・見直しを実施予定です。
このように、企業のみならず、社員やその家族が日常的に持続可能社会を目指し、行動できる環境づくりが、様々な企業や組織で進んでいけばいいなと思います。

ほかにもエネルギーシフトにつながる取り組みがあれば教えてください。:

弊社グループは、これまでも、2016年に排出された宮城県南三陸町のバイオガス施設「南三陸BIO」の運営に係るCO2排出量(113t-CO2)を同町内のFSC®認証林が発行するクレジットでカーボン・オフセットするなど、積極的なCO2削減の取り組みを実施してきました。

2018年7月には、脱炭素社会の実現を目指す企業・自治体・NGO等が参加する「気候変動イニシアティブ」に、スターティングメンバーとして参加しています。今後も、気候変動対策に向けて国内外の組織と連携し、サステナブル社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。

パワーシフト・キャンペーンに一言!

1人1人、1社1社の未来志向の選択と行動が、サステナブル社会の実現には欠かせません。
パワーシフトをきっかけに、サステナブル社会を目指す人々の輪が、ますます広がっていくことを期待しています!

*アミタホールディングス株式会社のリリース(2018年8月9日)
日本初!アミタグループは、持続可能社会の実現に向け、社員とその家族の自宅を対象に、 FIT電気(再エネ由来)への切り替えを支援する制度「あみ電手当」をスタート。 同時に自社製造所等の電力をよりFIT電気(再エネ由来)の比率の高い電力に切り替え。
http://www.amita-hd.co.jp/news/_fit_fit.html

(2018年8月)