株式会社とっとり市民電力

株式会社とっとり市民電力

私たちは、官民共同の地域に根ざした電力会社として、
お客さまへ電気を安定的に供給すると共に、
安全で安心な魅力あるまちづくりに貢献し、地域とともに成長を目指します。

一般家庭向け申込開始!手続きは鳥取ガスHPから↓
https://www.tottorigas.co.jp/

とっとり市民電力HP
http://www.tottorishimin.co.jp

供給エリア 鳥取県、島根県東部
小売供給の開始時期 高圧:2016年4月1日
低圧(事業所など):2017年9月1日
低圧(家庭):2016年12月1日
事業対象(販売先) 高圧受電で契約されているお客さま
低圧受電で契約されているお客さま
電源構成 FIT電気(太陽光) 7.7%
FIT電気(小水力)  1.6%
FIT電気(バイオマス)1.8%
再エネ(太陽光) 0.2%
再エネ(水力)21.7%
再エネ(バイオマス)4.7%
その他 62.3%
〈2022年度実績〉
電源の調達先(補足) 市民電力からの調達:㈱市民エネルギーとっとり 
その他:鳥取市、鳥取ガス㈱、鳥取ガス産業㈱、伊藤忠エネクス㈱、中国電力㈱
一般家庭の太陽光(余剰)買取:可
(鳥取県全域及び島根県東部に限る)
卒FIT太陽光買取:可
高圧販売:可能(新規停止中)
(鳥取県全域及び島根県東部に限る)
再エネ供給能力の見込み 約11,500kW(2021年4月時点)
電源構成などの開示・表示方法 ホームページに2018年4月1日より掲載。
https://www.tottorishimin.co.jp/?page_id=323
需給調整 伊藤忠エネクス株式会社
会社情報 本社所在地:鳥取県鳥取市五反田町6番地
設立年月日:2015年8月24日
代表者名:児嶋 太一
資本金:2,000万円
現在の事業内容:小売電気事業、消化ガスの調達及び卸売
小売電気事業者登録番号(登録日):A0165(平成28年2月8日)
<関連会社>
鳥取市、鳥取ガス株式会社
お問合せ URL:http://www.tottorishimin.co.jp
TEL:0570-04-8844
FAX:0857-30-6007
Email:customer_center@tottorishimin.co.jp

株式会社とっとり市民電力
部長 大谷保雄

●電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか?

 エネルギーを地域で生み出し、地域で活用する「エネルギーの地産地消」を推進することは、地方創生の一つの柱として各地で積極的に取り組まれています。鳥取市はこれまで全国に先駆け、その実現に向けた数々のプロジェクトに取り組んでおり、鳥取ガスグループも地域インフラの担い手の一人として積極的に参画してきました。2016年4月の電力自由化は、まさにその思いを具現化すべき機会と捉え、鳥取ガスと鳥取市の官民共同出資による地域電力会社「株式会社とっとり市民電力」は誕生しました。

●事業対象やエリアの特徴はなんでしょうか?

 2016年4月より高圧電力をご利用(契約電力が50キロワット以上)のお客さまへの電力販売を開始いたしました。また、官民共同出資の会社ですので、多くの方が利用される行政施設を中心にご採用いただいています。電源は、事業開始当初は稼働を始めていた鳥取市のいかり原太陽光発電所のみでしたが、エネルギー地産地消を目指し電源開発事業も推進しています。2016年10月から鳥取ガス㈱と共に計画した東郷太陽光発電所からの電気の調達を開始し、2017年11月には鳥取市の秋里終末下水処理場から発生する消化ガスを購入し、鳥取ガス㈱が新設するバイオマス発電所からの調達も予定しています。
 そして、電気を販売することで、雇用創出や地域経済循環に貢献することが最も重要であると考えています。人口減少が進み地域経済が縮小する中で、都市部への資金流出を防ぎ地域内で循環する機能の一部を担うことを目的としています。

●もっとも苦労している(した)ことはなんでしょうか?

 事業開始前は、国の制度変更対応や送配線事業者との手続きが多く、申請業務に追われていました。事業規模拡大と共に電源構成も変化しており、更なる地域電源の確保と調達価格の低減を実現できることが必要となっています。

●今後の小売開始の予定や、現状の課題はなんでしょうか。

 事業開始時は高圧販売のみでしたが、現在は家庭用等低圧の販売メニューも追加しております。お客さまからは具体的なメニューの要望もあり出来るだけ答えられるように検討をすすめたいと考えております。また、他社との競合も激化しており電気料金の低減は永続的な課題となります。

●将来のビジョンを教えてください。

 更なる事業拡大により、資金の循環や雇用の増加に繋げていきたいと考えております。また、電源開発事業や他事業者との連携により事業の案定化を図っていく必要があります。
まだまだこれからですが、鳥取を元気にする一助となるべく一層努力して参ります。

(2017年10月)

いかり原太陽光発電所