【報告】このデンキがヤバい!2018シンポジウム

【報告】

このデンキがヤバい!2018シンポジウム
~SDGsがヤバい!気候変動・エネルギー編~

場所:AP横浜駅西口会議室
主催:A SEED JAPAN
協力:パワーシフト・キャンペーン
参加者:28人(スタッフ含む)
ヤバ電HP:A SEED JAPAN ヤバ電HP

オープニング「ヤバいでんきって何?」:西島香織さん

・日本のエネルギー計画の状況をみると、石炭発電が残っている。石炭火力発電は高効率であってもCO2は大量に出す。

・金融的にも国内では石炭開発を支える構造になっている。

・ヤバいでんきはパワーシフト・キャンペーンで紹介している電力会社から3社選択してアピールしているが、2019年はどうなるか?

 

第一部「気候変動は待ったなし!現場からの最前線トーク」

1.広島県石炭火力問題に関する寸劇:A SEED JAPANヤバ電チーム

と坂本祐太氏によるビデオメッセージ

1.1広島県石炭火力問題に関する寸劇:A SEED JAPANヤバ電チーム

・広島の石炭火力発電所い反対する住民と町議会のやりとりを表現した。

1.2坂本祐太氏によるビデオメッセージ

・大崎上島、大串メガソーラー発電所は広島本島の企業なので地元にお金が落ちない問題がある。

・住民意識調査では、住民にとっては中国電力の石炭火力発電所のほうが、人を連れてきてくれたので、良いのではないか?という結果であった。
しかし、「うちらの海を汚すのであれば話は違う」

・つまり生活的経済(作る人と使う人)と再エネ普及が大事だと感じた。

・今の自由化の線上ではこれらは達成できないのではないか感じる。電気を作る、使うこのことが地域の未来を作る。

・このような教育プログラムを大島上島で作るのはどうか?叡智学園300人、今年から始まる。

 

2.若者が未来のために自分事として考える石炭から再エネへのシフト
:山下海州さん

・横須賀石炭火力発電所の問題点を知ってほしい。みなさん75%が建設計画を知らない。

・温暖化が進んだ社会に住むのは我々の世代である

・質問「横須賀から遠く東京への影響はあるのですか?」回答「シミュレーションでは遠くまで飛散する、軽い粒子があるので遠くまで影響が及ぶので、東京からの声を挙げてほしい」

 

3.今、ヤバいでんきを選ぶために知っておくべき気候変動のリアル
:桃井貴子さん

・いまだに石炭火力発電所の建設計画がこんなにある日本は異常である

・いったん建設されれば40年廃炉としても、そこまでCO2排出は続いてしまう

・先進国は少なくとも2030年までに石炭火力発電所は廃止していく、そんな中、日本はその時代に排出量がピークになることの異常さがある

・なぜ石炭火力へ動いているか?①国がベースロード電源として位置付けている②近々で見ると安い③自治体も容認している④事業者も近々の安さを求める
などである

・気づいた人が行動し、みらいを変えていく

 

【新電力アンケート結果】

・サミットエナジー様のみ回答いただいた

・今後はアンケート結果が得られるよう、電力会社と対話ができるよう対応する

 

第二部「SDGsもヤバいのなんの!新電力トーク
:みんな電力 上山翔さん(大学4年インターン)

・環境や社会のためにだけでは響かない、何か面白さがないと動かないと感じる

・zozotown、TBSラジオなどとコラボすることは面白さを取り入れたものになっているのではないか?

・質問「TBSラジオとのコラボはなぜできたか?」回答「TBSラジオの関係者にも再エネに意識がある方がいた。マスメディアの中で先駆けてやる意味を感じたようだ」

 

第三部「このデンキがヤバい!若者フロアトーク」:
下村ゆりさん、天野遼太郎さん、山下海州さん、村上茉奈美さん、進行:石原遼平さん

下村さん
「市民の声で社会を変えていけたら良い」

「パワーシフトに関しては、自分はマンション住まいであり、他所帯も含めたマンション全体のパワーシフトが理想である」

 

天野さん
「さまざまな経験をした方々の、時空間を越えた苦しみをなんとかしたい。将来は海洋再生可能エネルギーの開発をしたり、富士山のもとで市民エネルギーを作りたい」
「自身の通う大学のパワーシフトする活動を実施」
「エネルギーを市民の手に取り戻しましょう!」
「パワーシフトに関しては、グリーン100%メニューがあり、再エネの地熱まで5電源が揃っているGREENaでんきにした。変えたことで意識が変わったのか省エネになったのは良かった」

 

村上さん
「発電方法はさまざまで、どれを選ぶかは重要なのに多くは値段で選んでいる。広島の訪問の経験から、自分たちの生活、子供の健康、みらいについて考えるべきだと感じる」
「パワーシフトに関しては、再エネ比率と脱原発で生活クラブエナジーへパワーシフトした。生協の会員でなくとも、この機に会員になってしまってもよいのでは?」
「バイオマスは良いもの、良くないものがあるようで、内訳に注意しなくてはならないと思った」

 

山下さん
「気がついたら建設されていたということにならないよう発信したい」
「パワーシフトに関しては、今回のシンポジウムで興味が沸くことができた」

 

石原さん
「各自パワーシフト電力を選ぶ軸が何か?を考えるといいのかなと思う」

 

【質疑応答】

お客様①
「判断材料がないため、「原発の電力に関し」電力会社に質問を投げたところ、みんな電力だけが誠実さのある回答が得られたのでそこに切り替えた」

お客様②
「パワーシフト・キャンペーンなど信頼できる団体がお勧めする電力会社から選んだ。長く悩む必要はない、10もかからずGREENaでんきに切り替えた」

お客様③
「ヤバいでんきの3つの電力会社を選んだ基準は?」
⇒回答「社会性、健全性、利便性などで主観的に選択した。」

 

【所感】

見たり、聞いたり、感じたりしたことを素直に言葉にし、行動にする、そんな若い方々の素敵な発表でした。自然体で無理しない行動はみんなに伝わりやすい、今後の広がりの可能性を感じたシンポジウムでした。
電力シンポジウムは来年2/8開催予定の大規模シンポジウムへ続く、、、

(2018年12月 田渕)