【パワーシフトな企業】株式会社 ギンザのサヱグサ

株式会社 ギンザのサヱグサ 

WEBサイト  https://www.sayegusa.com 

選んだ電力会社 みんな電力株式会社(時期:2016年8月から)
切り替えた事業所(所在地) ・サヱグサ本社ビル(銀座3丁目)、
・ギンザのサヱグサ ザ・メインストア銀座(銀座7丁目)(2017年移転後2020年12月閉店)
電力会社選択の基準
  • 再生可能エネルギーを重視しており、今後更に再生可能エネルギー比率を上げる努力をしていること
  • 電源構成等の実績情報開示があること、更にはどのように発電された電気なのかが見えること
  • 子どもの未来について一緒に考えて行くパートナーとなり得ること


●パワーシフトに踏み切った理由は?

1869年、「ギンザのサヱグサ」は、銀座の街で開業しました。SAYEGUSAは日本の子ども達にファッション文化を伝え続けてきた、歴史ある子ども服ブランドとして、また銀座で歴史を重ねてきた企業として、SOCIAL(社会性)、LOCAL(地域性)、FUTURE(未来)、という3つアプローチから、子ども達の将来のために「Sustainability」を実現する取り組みに積極的に取り組んでいます。

その取り組みの一つに、今回のパワーシフトがあります。

電力はすべての経営活動の「原料」であるがゆえに、企業には「電力調達の責任」があります。そして、企業には「子ども達の未来への責任」があります。この二つを考えた時、サヱグサには「電力を変えない理由」がありませんでした。

弊社のシフト後電力代は従来の範囲内に収まっていますが、電気は「コスト重視」で選ぶという考え方の企業もまだまだ多く、自然エネルギーはコスト高になるという懸念がシフトに踏み切れない要因の一つになっていると思います。しかし、社会課題解決の為のパワーシフトが結果的に企業の価値向上に繋がるという可能性を考慮すると、電力コストは「営業コスト」ではなく「販促コスト」であるという見方も出来るのです。この視点は経営者をパワーシフトへ導く一つのポイントとなるかもしれません。

(目指せグリーン電力100%のキャンペーンマーク)※店頭やウィンドウでPR

●パワーシフトのためにどんな取り組みをしていますか?

2016年8月、本社ビルと銀座本店の約70%のエネルギーを再生可能エネルギーに代替しました。今後、2019年を目標にその割合を100%に高めるべく検討を進めています。その他の管理ビルや店舗に関しても順次切り替えを検討しています。

また、顧客向けのワークショップの開催を通じて、子どもに環境問題や再生可能エネルギーを考える、気づきのきっかけを提供しています。

(夏休みワークショップ:太陽光で動くおもちゃを作ろう)

また、弊社のWEBサイトの、環境社会貢献に取り組むさまざまなスペシャリストにお話を伺うコーナー「Green Dialogue」では、今回の取り組みのパートナーみんな電力株式会社の大石社長との対談を掲載しています。

https://www.sayegusa.com/articles/green-dialogue-vol-6-2/
(Green Dialogue vol.6)

●今後の取り組み予定は?:

本社ビルのメインテナントであるAppleと協力し銀座で最もグリーンなビル運営を実現し、日本における再生可能エネルギーの浸透に寄与したいと考えています。


●パワーシフト・キャンペーンに一言!

パワーシフトは子どもたちに美しい地球を残すための第一歩です。出来るだけ速やかに、企業、個人の再生可能エネルギーへの理解と意識が高まることを切に願っています。

(2016年12月)