太陽ガス株式会社

太陽ガス株式会社

太陽ガスは、地域に根差した総合エネルギー会社として、
『未来にやさしい地産地消エネルギーシステム』の実現をめざします。

太陽ガスサイト:https://taiyo-gas.or.jp/

Happy Energy(東電・関電管内代理店)サイト:http://happy-energy.jp/

供給エリア 九州電力管内(太陽ガスでの販売)
東京電力各管内(代理店Happy Energy)
関西電力管内(調整中)
小売供給の開始時期 高圧:2016年3月
低圧(事業所など):2016年6月
低圧(家庭):2016年6月
事業対象(販売先) 法人・一般家庭(低圧及び高圧需要家)
電源構成 FIT(太陽光) 3%
FIT(水力) 8%

その他 89%
〈2022年度実績〉
FIT(太陽光) 3%
FIT(水力) 10%
その他 87%
〈2023年度計画〉
※代理店につきHappy Energy電源構成は太陽ガスと同じ
電源の調達先(補足) 市民電力からの調達:実施中(SATOEne、REPW)その他協議中
高圧販売:可
一般家庭の太陽光(余剰)買取:不可
卒FIT太陽光買取:不可
調達している再エネ設備容量 FIT電気(他社太陽光)290kW
電源構成などの開示・表示方法 HPにて表示
https://taiyo-gas.or.jp/denryoku/energymix/
需給調整 バランシング・グループに参加
会社情報 【太陽ガス】
本社所在地:鹿児島県日置市伊集院町徳重2丁目1番地4
設立年月日:昭和50年8月
代表者名:小平(こびら)昇平
資本金:8,036万円
現在の事業内容:LPガス販売、リフォーム、ガス器具販売、電力小売り
小売電気事業者登録:A0121
【Happy Energy】
本社所在地:東京都東村山市廻田町1-22-1 201
設立年月日:2016年10月
代表社名:小平昇平
資本金:45万円
現在の事業内容:ウェブマガジンの企画、運営 ソーシャル事業
申込方法 ウェブサイト・電話にて申込
(Happy Energyではウェブのみ対応)
お問合せ 【太陽ガス】
電話:099-273-2651
FAX:099-273-2678
URL:https://taiyo-gas.or.jp/denryoku/
【Happy Energy】(東京・関西電力各管内)
電話:099-272-5177
URL:http://happy-energy.jp/
Email:info@happy-energy.jp

太陽ガス株式会社
本部 
新エネルギー推進チーム

チーム長 及川斉志氏

●電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか?

地域の総合エネルギー事業者としてお客様に適ったエネルギーのご提案をしていきたいと思ったからです。その背景には地域の人口減少という大きな課題があります。私たちガス会社にとって地域の人口減は会社経営に大きな影響を及ぼします。そこでガスと同じように電気もお客様にご提供していきたいと考えたのです。
太陽ガスは地域に根差した会社ですので、地域が疲弊すると私たちの会社も立ち行かなくなってしまいます。地域の中で総合エネルギー事業者として継続的に事業をしていくことと、地域の経済が回っていくことは切っても切れない関係があります。エネルギー事業を通して地域経済と持続可能な地域社会に貢献をしていきたいと本気で取り組んでいるところです。 

●事業対象やエリアの特徴はなんでしょうか?
吹上浜という日本一長くて美しい砂浜がある地域に太陽ガスはあります。夏の砂浜にはウミガメが産卵に訪れ、おおきな夕日が雄大に沈んでいく景色は他では味わうことができない絶景です。ここ日置市が太陽ガスのホームグランドで、ガスのお客さんもこの薩摩半島に集中しています。電気の販売はこの地域を中心に鹿児島県内、九州各県さらには太陽ガスの地域電力の理念に賛同していただけるお客さまに向けてご提供していきたいと考えています。

●もっとも苦労している(した)ことはなんでしょうか?
小水力発電は魅力的な電源です。環境負荷も小さいですし、安定した電源で、地域との関わりが非常に深いからです。そこで地域の小水力発電事業を実現させようとしていますが、「ここだ」という地点がなかなかありません。小規模な発電所を作ることができる地点はありますが、採算性がとりにくいので頭を抱えています。逆にこのような小さな水力発電所でも我々が先駆けて事業をすることによって、全国に「ひおきモデル」を提示していくことができるのではないかと考えて、事業化に向けて挑戦しているところです。

●今後の小売開始の予定や、現状の課題はなんでしょうか。
高圧の電力供給は2016年3月から、低圧の小売りは平成2016年6月から一般家庭への販売を開始しています。
再生可能エネルギーの調達が一番悩ましい課題です。自社での開発では、安定した電源で地域とのかかわりが深い小水力発電に取り組んでいますが、開発には時間がかかるし、なかなかいい地点はないので見つけ出すところがまず大変です。また他社の再エネの調達も今後どんどんしていきたいですが、電源としての安定性と価格の安定性という大きな壁が存在します。

●将来のビジョンを教えてください。
地域に根差した総合エネルギー事業者として、お客さんにやさしさと穏やかさをお届けしたいと考えています。ガス、電気、熱などのエネルギーを持続可能な形で、そしてお客さんに適った形でご提案していきます。地元に根差した地産地消の小水力発電の開発や、用水路でも可能な小さな水力発電ユニットの製造にも力を入れていきます。
さらに私たちのエネルギー事業によって少しでも地域の経済に貢献し、地域の豊かさに貢献できれば幸いです。そういう意味で地域の市民が作る市民共同発電所の電気を買い取り、その電気をその地域のお客さんにお届けしていくことを大切にしていきます。またそういった市民発電所の開発支援もどんどんしていきたいです。そして地産地消で再生可能エネルギー100%の電力供給をめざしていきます。
太陽ガスが地域の中で持続的に活動していけるように、地域とお客様を大切にし、環境にも配慮した持続可能な地域循環型のエネルギーシステムを模索していくことこそが私たちの使命と考えます。太陽ガスのお客さんのお孫さんのお孫さんにも胸を張れるような土台を今作りたいと思っています。

(2016年2月)

太陽ガス代表取締役 小平竜平氏
太陽ガス代表取締役 小平竜平氏

<代理店紹介>
Happy Energyは太陽ガス代理店として、
   東電・関電管内の電力販売を行っています
(Happy Energy COO/西本良行氏)

Happy Energyは太陽ガス代理店として、太陽ガスの電気を販売しています。2016年11月11日に予約開始、12月12日に順次サービス提供スタートを予定しています。思い切って関西・関東両方を一度に始めました。またその中で、自社独自のサービスや取組を展開しています。

全国の市民発電所やご当地電力会社を取材して回りましたが、一般生活者と自然エネルギーを広めていきたいと考えている方々の間にある熱量の差を感じ、僕たちなりのスタンスでこの両者をつなげていくサービスができそうだと考え、Happy Energyの事業を始めました。

◆利益の50%をソーシャルアクション(社会貢献)に投資

国や大企業に依存せず、自分の力で実行しつつもちょっと困っている人を支えてあげる、当たり前なんですがそんな社会を再生したいと思っています。思いやりのある人・会社・組織が増えればおのずと再生可能エネルギーの割合も増えてくると思っています。

 こうした社会を目指すため、Happy Energyでんきはこの事業で得た利益の50%をソーシャルアクション(社会貢献)に投資することにしました。

◆寄付だけで終わらない、自ら作るソーシャルアクション

 ソーシャルアクションの方は、すでに先行してスタートしていて2016年5月からこども食堂(僕らは、コミュニティ食堂と読んでいます)を東京・埼玉の2か所で月1回ずつ開催。それ以外にもシングルマザーや子育てママの支援企画や無料の散髪イベントも大阪・東京で毎月開催しています。(詳しくは、こちらhttp://happy-energy.jp/socialaction/)

 つまり僕らのソーシャルアクションは、大企業にありがちな寄付して終わりではなく、僕たち自身が現場でカレーを作ったり受付したりなんやかんやと汗をかくのが大前提です!僕たちのアクションには、このマインドと共にあります。

 これから進める僕たちのプロジェクトがどんどん広まれば、多様性と繋がりの中に笑いが充満したちょっと懐かしい社会が誕生するはずです!いずれは、無料の病院や学校なんかもできたらいいなーと思っています。

そのためにはみなさんの協力は、絶対に必要です!
さあ!この大いなる社会実験に皆さんも参加しましょう!(笑)

Let’s Do it with others!!! Happy energy

(2016年2月掲載、2017年3月更新)