★2018年3月より、湘南電力に切り替え。
「Women’s Empowerment」(女性が力をつける)と「アジアの女性たちの自立を支援するリサイクルショップ」という店舗看板を掲げ17年。不要になった衣料、食器、日用雑貨などを無償で寄付していただき、その販売益を主に海外支援に充てています。
WEショップ・たかつ
WEショップ・たかつHP:http://weshoptakatu.web.fc2.com/
選んだ電力会社 | 湘南電力株式会社(時期:2018年3月から) |
切り替えた事業所(所在地) | WEショップ・たかつ (神奈川県川崎市高津区) |
電気の選考基準 | ・福島の原発事故以降、原発ではない電気を使いたい
・電気も地産地消にしたい ・利益の一部を地元に還元している地元の電力会社 |
- WEショップ・たかつ紹介
「Women’s Empowerment」(女性が力をつける)と「アジアの女性たちの自立を支援するリサイクルショップ」という店舗看板を掲げ17年。不要になった衣料、食器、日用雑貨などを無償で寄付していただき、その販売益を主に海外支援に充てています。
- 貴店がパワーシフトに踏み切った理由をお聞かせください
東日本大震災以降、私達も原発という危険な電気を使っていたと気づかされ、原発でない電気を使いたいと思ってきました。それで、やっと電力自由化となって1年たった頃からどこかに決めなければならないと、理事会で討議してきました。直接お話を伺うことはできなかったですが、近い所の地産地消の電気というところで議論し、神奈川県内の湘南電力を選びました。湘南電気は利益の一部を地域に還元する取り組みもしています。
・パワーシフトを実現するための取組
原発以降、再生エネルギーの学習会も企画しました。前から省エネには気をつけていたつもりですが、震災以降はお店の照明をすべてLEDに変え、本数も減らしました。あとはまめに電気を消して節電するとか、日々の活動でも行っています。
私達の大きな活動の一つの柱は環境。リユース、リサイクル事業を行っていますし、廃油の回収とか、リサイクル石鹸とか、生ごみから堆肥を作るとか、合成洗剤を使わないとか、資源循環に取り組んできました。なるべく環境に配慮した事業をしていることで環境に対する姿勢がありますので、電力に対しても「原発はイヤ!」という明確な姿勢はあります。原発でない再生可能エネルギーを使っていきたいですね。
・パワーシフト・キャンペーンへ一言!
とてもいい必要な活動だと思います。いろんな情報を流していただくと、それを見た方が自分の所も変えてみようかなあと思うでしょうね。
パワーシフト・キャンペーンのことは他のイベントでもお聞きしていました。昨年の生活クラブ生協の「FEC+W KAWASAKIまつり」ではパワーシフト・キャンペーンのポスターも見させていただきました。 私達にとってすごく不思議なことですけれど、(再生可能エネルギーを目指す)新電力にあまりパワーシフトしていないようですね。簡単に変えられる、面倒じゃないですよとか、何かアピール不足でしょうか。東電やガス会社がセットで安くするとか、大きな所がいろいろコマーシャルをやっているので、それらに目をやっているのでしょうか。 せっかく電気を選べるようになったのですから、何も変えずに電気を使うのではなく、使っている電気はまったく違うという視点で選べると知っていただきたいですね。
(「認定NPO法人WE21ジャパンたかつ」代表水谷晶子氏)
(2018年3月)