★2017年5月より、みんな電力に切り替え。
リサイクルからアップサイクルへ。
元の素材や製品よりも、高い価値のあるものに生まれ変わらせる紙づくりです。
1928年に紙の販売会社としてスタート、産業用紙製造への進出をきっかけに紙の再生に着眼した山陽製紙は創意工夫をこらした再生紙を数々生み出してきました。
紙の再生にあらたな命を吹き込むことで、環境にも、人にも、すこやかに寄り添う“豊かな紙”のある暮らしの創造に力を尽くします。
環境を傷つけない。地球にやさしい、人にうれしい。
明日へつなぐ理想のビジョン
山陽製紙株式会社
山陽製紙株式会社HP:http://www.sanyo-paper.co.jp/
選んだ電力会社 | みんな電力株式会社(時期:2017年5月から) |
切り替えた事業所(所在地) | 山陽製紙 本社工場(大阪府泉南市) |
電気の選考基準 | ・循環型社会を目指すために再生可能エネルギーを重視すること
・原発の電気を使わないこと |
- 山陽製紙紹介
昭和3年創業、昭和32年設立(代表者 原田 六次郎)、社員数 48名の会社でクレープ紙の製造をしています。
製品例①:製袋用クレープ紙
製品例②:包装用クレープ紙
山陽製紙の社員
リサイクルからアップサイクルへ。
元の素材や製品よりも、高い価値のあるものに生まれ変わらせる紙づくりです。
「持続可能なもの作り社会をめざして、再生紙のあたらしい、可能性を開く。」を掲げています。
「地球に良いものを使いたい」
「環境を傷つけない製品を選びたい」
「社会課題の解決へ貢献できる商品が欲しい」
こうした声は、いまや世界中に広がっています。
1928年に紙の販売会社としてスタート、産業用紙製造への進出をきっかけに紙の再生に着眼した山陽製紙は創意工夫をこらした再生紙を数々生み出してきました。
紙の再生にあらたな命を吹き込むことで、環境にも、人にも、すこやかに寄り添う“豊かな紙”のある暮らしの創造に力を尽くします。
環境を傷つけない。地球にやさしい、人にうれしい。
明日へつなぐ理想のビジョン
- 貴社がパワーシフトに踏み切った理由をお聞かせください
製紙には水を大量に使用します。「水で動き」「水で創り」「水で還す」という大切な水は地下水を汲み上げるため、電力もたくさん使用します。そういうところで環境に負荷をかけていて、操業させていただいているという意識が大事だと思っています。
そんな折、設立50周年を期に企業理念を刷新しました。
「私たちは紙創りを通して、お客様と喜びを共有し環境に配慮した循環型社会に貢献します」
としました。
しかしすぐに電気に手をつけたわけではありません。
山陽製紙工場の隣を流れる男里川の清掃を始めたり、社員=エコピープルが作るエコな紙という考えでエコ検定やCSR検定を取得する環境教育を始めたりしました。そのような取り組みの中で、社員の中にも環境への意識が高まっていくのがわかりました。
また工場で使用する重油ボイラーを天然ガスタイプに切り替えをし、CO2の大幅削減とコスト削減ができました。
いよいよ電気に取り組み、省エネとして、ピークカット、デマンドコントロール、インバータ化、工程の見直しといった様々な取り組みにより契約電力を945kwから870kwへ減らすことができました。
さらに循環型社会を作るために再生可能エネルギーを重視する電力会社への切換えをすることにしました。従来大手電力から大幅値引き提示がある中で、企業理念と、それに従って実施してきた社員の環境活動の成果を生かし、再生可能エネルギーを重視するみんな電力に切り替える決断をしました。
その決断ができたのはトップだけの判断ではなく社員に問うた結果賛成してくれたからです。
・パワーシフトを実現するための取組
私たちこそが率先して、地球の未来に資するこうした声に応えていきたい…。
その想いを胸に、持続可能な、循環型社会を目指します。
・パワーシフト・キャンペーンへ一言!
小さな会社ですが弊社の取り組みが少しでも再生可能エネルギーの普及につながるなら、ぜひみなさんに紹介してください。
(2018年3月)