TERA Energy

TERA Energy

こころ豊かに、安心なみらいへ

 

「TERA Energy 株式会社」サイト
https://tera-energy.com/

会社名 TERA Energy 株式会社
URL https://tera-energy.com/
供給エリア 北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州
小売供給の開始時期 2019年6月
事業対象(販売先) 寺院、関連施設、家庭
電源構成 FIT電気(太陽光)24%
FIT電気(風力)2%
FIT電気(水力)7%
FIT電気(バイオマス)26%
その他 23%
〈2023年度実績〉
FIT電気(太陽光) 24%
FIT電気(風力) 20%
FIT電気(水力) 7%
FIT電気(バイオマス) 26%
その他 23%
〈2024年度計画〉
電源の調達先、販売先(補足) 市民電力からの調達:今のところ、なし
一般家庭の太陽光(余剰)買取: 不可
卒FIT太陽光買取:不可
高圧対応:可
調達している再エネ設備容量 準備中
電源構成などの開示・表示方法 ホームページ
https://tera-energy.com/renewable-energy/
需給調整 当社
会社情報 設立年月日:2018年6月11日
本籍所在地:〒615-0854 京都市右京区西京極堤外町18-124
電話:075-874-4851
FAX:075-874-4852
取締役社長:竹本了悟
資本金:1022万円
事業内容:
①社会貢献するお寺の支援
②再生可能エネルギーを主体とした電力販売
申込方法 https://tera-energy.com/
お問合せ 電話:075-874-4851
平日 10時~16時

 

TERA Energy 紹介
取締役社長 竹本了悟氏

  • 電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか? 

TERA Energyは、気候変動や自死などの社会課題について取り組んできた僧侶が集まって設立した会社です。私たちは安心して生活できる地域づくりには、地域住民との密接なコミットメントが必要と考えています。一方、脱炭素社会の実現は待ったなしの状況となっています。そこで私たちは地域貢献する寺院活動への協力と気候変動問題への取り組みの双方を実現しようとTERA Energyを立ち上げました。

  • TERA Energyの特徴は何でしょうか?

再生可能エネルギーの比率を70%以上にしていることも挙げられますが、それ以外に2点あります。

1点は、電気料金を「適正価格」でお支払いいただくということです。多くの人は、電気料金の原価はご存知ないと思います。電力の価格は30分毎で変動しています。弊社では、ご家庭や小規模施設(寺院)に提供する電気については、30分毎の原価に対し、手数料のみをいただくという算出方法で、お客様に電気料金をお支払いいただきます。弊社は手数料のみをいただきますので、余分に金額を上乗せしたりすることはしません(託送料は別です)。

2点は、電気料金としてお支払いいただいた金額の一部を、地域課題に取り組む団体に寄付するという活動です。社会には多くの団体が地域課題に取り組んでいますが、それらの活動は善意による寄付などに頼らざるをえず、財政的に苦しい状況にあります。そうした活動を展開する団体に寄付し、またその活動を弊社のホームページなどをとおして公開することによって、お客様に自分たちの電気料金が具体的にどういった活動に役立っているのか感じていただくことができます。

  • もっとも苦労している(した)ことや現状の課題はなんでしょうか?

熱い思いをもって事業を立ち上げましたが、そこに向かう具体的なノウハウや考え方が甘かったことです。とりわけ、発電、送電、売電の関係性が複雑であることに由来する不明瞭な部分が多いことには戸惑いました。

そこでこの半年間は、こうした複雑さをしっかりと理解し、自分たちが納得できるものを作り上げることに注力してきました。これからも継続して、より良いあり方を模索し続け、自信をもってお客様に提供できるサービスに育てていきたいと考えています。

  • 将来のビジョンを教えてください。

私たちはエネルギー事業を通じて、社会課題の解決、地域を支えるしくみ作り、脱炭素社会の実現を目指しています。ただし、脱炭素社会を単に実現すればよいというものでなく、また社会課題だけを解決すればよいというものでもありません。双方が調和し、両輪となって動き出すとき、心ゆたかな社会が実現するのではないかと考えています。

「(お互いに)ささえあって生きている」ということを感じることのできる、やさしい社会を目指しています。

 

  • パワーシフト・キャンペーンに一言あればお願いします。

再生可能エネルギーについてより多くの人に知っていただき、普及に向け、ともに推し進めていければと思っています。

(2019年7月)