ハチドリ電力

ハチドリ電力

電気を変える
それだけで
地球は変わる

 

「ハチドリ電力」サイト
https://hachidori-denryoku.jp/

会社名

株式会社ボーダレス・ジャパン ハチドリ電力

URL https://hachidori-denryoku.jp/
供給エリア 全国 (沖縄・離島除く)
小売供給の開始時期

2020年8月

事業対象(販売先) 電気を使う全ての方
電源構成

FIT(太陽光)23%
FIT(風力)40%
FIT(バイオマス)27%
FIT(小水力)9%
<2022年度実績>

(みんな電力より調達)

電源の調達先,供給先(補足)

高圧販売:可
自社発電所:予定
卒FIT太陽光買取:予定
一般家庭の太陽光(余剰)買取:不可

調達している再エネ設備容量 みんな電力に準ずる
電源構成などの開示・表示方法 ホームページ
https://hachidori-denryoku.jp/news_blogs/15779/
需給調整 バランシング・グループ
会社情報

本社所在地:東京都新宿区市谷町2-17 八重洲市谷ビル6F
設立年月日:2020年2月
代表社名:田口一成
資本金:1000万円
現在の事業内容:電力小売事業
小売電気事業者登録: 番号 A0819  (登録日:2022年3月1日)

申込方法 WEB申込 / 電話相談可
お問合せ

URL: https://hachidori-denryoku.jp/
TEL:0120-960-258
Email:customer@hachidori-denryoku.jp

代表 田口 一成

 

ハチドリ電力は、ソーシャルビジネスのみを行う株式会社ボーダレスジャパンが運営する電力事業です。
ボーダレスジャパンは現在、世界15か国45社が様々な社会課題に向き合っており、「ハチドリ電力」は地球温暖化をくい止める為に2020年2月に設立されました。


ハチドリ始まりの写真:左から田口,林,小野,菅原

 

ハチドリ電力のネーミングにもなっている「ハチドリ(クリキンディ)」という鳥をご存じですか?
南アメリカに古くから伝わる<ハチドリのひとしずく>という昔話からヒントを得てネーミングしました。

『山火事になり、動物たちはわれ先にと逃げていきます。そんな中、ハチドリは小さな小さなくちばしで水を汲んでは、火の上に落としていきます。動物たちがそれを見て、「そんなことをして何になるんだ」と笑います。
ハチドリはこうこたえました。「わたしは私にできることをただしているだけ」それをみた動物が逃げるのをやめ、一匹二匹とハチドリと共に山の消火活動に加わり、最後には沢山の動物たちが協力し山火事が収束するお話です』
2021年8月にIPCCの報告書にて、最新の科学的知見をもって、「人間活動が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたのは疑う余地がない」と結論づけました。日々の変化は見えづらくても、数十年後には取り返しのつかない変化が起きるかもしれません。皆さんと地球の山火事を消したいです!
その為に、今一人一人ができることをアクションしていく重要性を感じます。そしてエネルギー大量消費国である私たちの再生可能エネルギー自給率を現在の20%~引き上げていくことも大切だと考えています。
一人一人のできることは本当にハチドリのように小さいかもしれません。
自分がこんなことをして何になるんだと投げやりになりそうなことも正直あります。

一人一人は小さくともハチドリがこの社会に増えたときに、必ず未来は変貌できると信じています。
ハチドリの仲間を皆さんと共に増やしていきたいと願っています。
創業間もなく、まだまだ模索中のことも多いハチドリ電力ですが、多くの方々に支えて頂き、応援していただき、この地球を未来のこども達のために皆さんと守っていけたら幸いです。
ハチドリ電力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

  • 電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか?

環境問題に関心を持ったのは、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんがきっかけでした。そこから地球温暖化の切迫した状況を知り、自分にできることを探したのですがなかなか見つかりませんでした。解決策がないのなら自分でつくろうと思い、CO2排出の中で最も大きなインパクトを持つ電力から変えていこうと、自然エネルギーだけを販売するハチドリ電力を立ち上げました。

 

  • 貴社の特徴はなんでしょうか?

ハチドリ電力には3つの特徴があります。

① ハチドリ電力が供給する電力は、実質自然エネルギー100%です。

② 電気代の1%が、自然エネルギーの発電所増設のために使われます。電気を使えば使うほど、自然エネルギー自体が増えていく仕組みをつくっています。日本のエネルギー受給率を上げることに直接的に関わっていきます。
(第一弾のハチドリ電力発電所はこちらをご覧ください
→https://hachidori-denryoku.jp/news_blogs/8860/)

③ 電気代のもう1%が、社会活動の支援に繋がります。提携団体(約65団体・11カテゴリー)の中から自分が応援したいと思う団体を選択すると、毎月の電気料金の1%が寄付されていく仕組みです。環境問題だけでなく、様々な社会問題の解決を電気を通じて一緒に応援することができます。

 

  • もっとも苦労している(した)ことや現状の課題はなんでしょうか?

昨今のウクライナ情勢を受け、世界的にLNG燃料の価格が高騰、それに伴い電力市場価格も長期的に高騰を続けています。
私たちがお届けするのは自然エネルギーですが、FIT制度により発電されたFIT電気が100%なため、価格高騰の影響を受けてしまいます。
現状日本にはFIT電気以外の自然エネルギー(非FIT電源や卒FIT電源)がほとんどありませんが、市場価格に左右されない安定的な経営を行うため、これからハチドリ電力は各地域に自立分散型の自社発電所(非FIT)を増やしていきたいと考えております。

 

  • 将来のビジョンを教えてください。

地球温暖化と聞くと、地球規模の大きな社会問題なので「私一人が電気を切り替えたところで…」と思ってしまう人もいると思います。しかし、一人ひとりの力はたとえ微力だとしても、無力ではありません。そしてその一人ひとりの小さな力が集まれば、世界は変えられると私たちは信じています。
ハチドリ電力は、自然エネルギーを使う人を増やしていきながら、ハチドリソーラーという自家発電太陽光パネルサービスを通して自然エネルギーをつくる人も増やしていきます。そして、皆様からいただいた1%で日本全国に発電所を増設し、日本のエネルギー受給率を高めていきます。

 

  • パワーシフト・キャンペーンに一言!

私は2011年東日本大震災後の福島の母子を応援するボランティア活動を続けています。それまでの私は原発が日本中にあることも知りませんでした。そして10年近く福島を思い続けながらも、自分がどんな電気を使っているのか、コンセントの先を想像したことがありませんでした。また多くの電力会社が犇く中で、どの会社が良いのか?日々の忙しい生活の中で深く考えることを後回しにしてきました。
そんな私が、昨年8月ハチドリ電力に転職しました。ミッションは日本のエネルギーシフトを果たし、地球温暖化を食い止める為です。福島の様な事故は二度と起こって欲しくありません。
今回のウクライナ侵攻で日本のエネルギー自給率の低さも思い知りました。ハチドリ電力は立ち上げてまだ3年目の小さな会社です。会員の皆様にもご迷惑をおかけしてしまっていることも沢山あります。しかし、地球温暖化を止めるために立ち上がった私たちは、諦めていられません。パワーシフトの皆様・そして応援してくださる方々とこれからも力を合わせて、今日よりも素敵な明日を創造していけたら幸いです。
紹介している電力会社からの寄付も受けずに、一定の条件を設け、まとめてくださっているパワーシフトの皆様には心から御礼申し上げます。(ハチドリ電力 林リエ)

 

(2022年9月)