秩父新電力

“ちちぶから地域の未来を照らす“

「秩父新電力」サイト
http://www.chichibu-pps.co.jp/

会社名

秩父新電力株式会社

URL http://www.chichibu-pps.co.jp/
供給エリア 東京電力管内(埼玉県)
小売供給の開始時期

高圧: 2019年4月
低圧(事業所など):2019年4月
低圧(家庭):2021年から販売開始予定

事業対象(販売先) 高圧・低圧(公共施設、民間事業所)
電源構成

FIT電気(バイオマス(廃棄物))22%
再エネ(太陽光)0.1%
廃棄物未利用エネルギー 19%
その他 59%
<2019年度実績>

電源の調達先,供給先(補足)

市民電力からの調達:2021年から買取予定
一般家庭の卒FIT太陽光(余剰)買取: 2019年11月から買取実施

調達している再エネ設備容量 一般廃棄物発電(FIT/非FIT合計):1,400kW
太陽光発電(非FIT):約200kW 
電源構成などの開示・表示方法 ホームページ
http://www.chichibu-pps.co.jp/hanbai3.php
需給調整 自社で実施
会社情報

本社所在地:埼玉県秩父市熊木町9番5号 秩父ビジネスプラザ
設立年月日:2018年4月4日
代表者名:久喜 邦康
資本金:2,000万円
現在の事業内容:小売電気事業
小売電気事業者登録: 番号 A0533(登録日:2018年10月9日)

申込方法 郵送/電話 (いずれか複数を選択)
お問合せ

URL:http://www.chichibu-pps.co.jp/contact.php
TEL:0494-22-6700
Email:customer@chichibu-pps.co.jp


滝澤 隆志、取締役COO

 

  • 電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか?

ちちぶ地域(秩父1市4町)は東電PG社の系統連系制約エリアに指定されてから、再エネを作ることによる地域低炭素化が難しくなりました。そこで、地域内に豊富にある再エネを地消することで地域低炭素化を進め、小売電気業務を地域で行うことで地元雇用・域内資金循環を増やし、事業利益を地域課題解決に再投資するために、秩父新電力が設立されました。

  • 貴社の特徴はなんでしょうか?

1. エネルギーの地産地消

2019年度は地産地消率41%でした(自治体新電力の平均36%)。今後100%にすることを目指しています!クリーンセンター

卒FIT太陽光

 

2. 地域低炭素化

地産再エネ由来の電力を中心に供給しているので、お客様のCO2排出量を約3割削減できます(2019年度の調整後排出係数0.314kg-CO2/kWh)。秩父市は弊社の電気に切替え、CO2削減目標(2013年度比で2030年度迄に公共施設のCO2を40%削減)を11年前倒しで達成しました。さらにゼロカーボンシティ宣言(2050年迄に地域全体のCO2排出実質0)をし、2020年度から市役所本庁舎等に弊社のゼロカーボン電力を使用しています。

3. 業務の内製化

設立目的に基づき、従業員6名で営業~顧客管理~需給管理の全ての業務を行っています。

4. 地域経済効果の創出

地域経済効果を表す指標である地域付加価値を、2019年度は3,300万円生み出しました。純利益1,800万円に加えて、地元雇用の可処分所得や電気代の削減額等を合算した値です。

5. ローカルSDGsの推進

ちちぶ地域4町や姉妹都市の荒川区・豊島区の公共施設にもちちぶ産電力を供給しています。秩父市と関係深い地域の低炭素化を進めると共に、電気代収益でちちぶ地域を活性化するというWin-Winの関係性構築を推進しています。

6. エネルギー学習プログラムの提供

継続的な地域低炭素化を実現するために子ども達へのエネルギー学習にも取り組んでいます。2020年8月には西武鉄道とコラボして、都内からのご家族52名様とエコワークショップを開催しました。

7. 新しい電気事業の形に向けた挑戦

台風19号の被災を受けて、地域の災害レジリエンスを高め地域のエネルギーインフラを地域で守っていく「新しい電気事業の形」に向け、電力インフラ運用にノウハウを持つ東電グループである東電EP社と秩父市の3者で包括連携協定を締結しました。その第一歩として、これまで秩父新電力が契約切替をしていなかった大規模・高負荷率のお客様に、東電EP社との協業による取次プラン(名称はおって決定)を創設しました(高圧限定、電力は東電EP社が供給、契約件数は最大でも弊社全体の10%未満の見込み)。12月2日から市内小中学校21校への取次プランの供給を開始しましたが、電気代の一部をちちぶ地域に還元すると共に、今後子ども達へのエネルギー学習の機会創出につなげていきます。加えて、避難所・医療機関等への再エネ・蓄電池設置事業や、新規再エネ開発や地産再エネ電力活用(水力、太陽光、バイオマス)を通じたゼロカーボンシティ実現についてもこの枠組みで目指していきます。

 

  • もっとも苦労している(した)ことや現状の課題はなんでしょうか?

苦労したこと:上記特徴を生み出すプロセスです。
課題:一般家庭への電力供給、自社電源の開発等です。

 

  • 将来のビジョンを教えてください。

ちちぶ地域における持続可能なまちづくりのため、①ゼロカーボンシティ実現、②少子高齢化社会でも安心して暮らせるインフラ構築、③再エネの基幹産業化に向かって、引き続き「行動」していきます!

(2020年12月)