エネルギーでつくる、まちの「今」と「未来」
「能勢・豊能まちづくり」サイト
https://nose-toyono.com/
会社名 |
株式会社能勢・豊能まちづくり |
URL | https://nose-toyono.com/ |
供給エリア | 関西エリア |
小売供給の開始時期 |
高圧: 2020年 |
事業対象(販売先) | 公共施設・一般家庭・民間 |
電源構成 |
FIT電気(みんな電力より供給、電源種指定なし):19% |
電源の調達先,供給先(補足) |
市民電力からの調達:可 |
調達している再エネ設備容量 | ・太陽光発電(卒FIT):順次増加 ・太陽光発電(公共施設の屋根にPPA型で設置):26kW |
電源構成などの開示・表示方法 | ホームページ https://nose-toyono.com/electricity-delivery/ |
需給調整 | 自社 |
会社情報 |
本社所在地:大阪府豊能郡能勢町宿野437番1 設立年月日:2020年7月 代表社名:株式会社能勢・豊能まちづくり 資本金:9500万円 現在の事業内容:電力小売、エネルギーを核としたまちづくり(省エネ・再エネ普及、交通、教育地域課題解決など) 小売電気事業者登録:A0668番号 (登録日:2019年11月26日) |
申込方法 | WEB/郵送/電話 |
お問合せ | URL: https://nose-toyono.com/ TEL:080-1306-2398(事業全般)/072-200-3098(切り替えなど) Email:https://nose-toyono.com/contact/ (メールフォーム) |
能勢・豊能まちづくりは
まちづくり・環境の取り組みに力を入れています
地域の方(地域おこし協力隊)と一緒に設置したリユース太陽光の前で
高校生がリユース太陽光を設置し電動自転車に充電して活用
- 電力小売事業を始めたきっかけはなんでしょうか?
当社は、大阪府の能勢町・豊能町も出資する地域新電力です。
両町は、里山の美しい風景も残す生物多様性豊かな地域です。
その地域資源を活かし、域外へのエネルギー代金の流出を抑えて、持続可能で、豊かな地域づくりを行いたいと、取組をスタートさせました。
ドイツのシュタットベルケに町長や地域の高校生たちが視察に行ったことがあり、高校生たちからも地域資源を活用したエネルギー会社の提案が出ていたことも設立の後押しとなりました。
- 貴社の特徴はなんでしょうか?
〇非営利型運営
株式会社ではありますが、原則として収益は事業維持、雇用、地域サービス開発等に利用することを協定書に明記しています(収益の株主への配当は行いません)。
〇まちづくり
まちづくり・環境の取り組みに力を入れています。例えば…
「エネルギーの使用を減らす」省エネ診断、分析・実施支援、普及
「再エネを増やす」リユースパネルの設置ワークショップ、公共施設への第三者所有モデル太陽光設置、再エネゾーニング支援、地域の薪の活用
「交通課題の取組」公用車EV利用、エネルギーマネジメント、リユースEV実証実験
「教育」高校と連携したE-bike活用・交通課題の実証研究
「地域コミュニケーション」売上を地域団体に寄付、能勢・豊能みらい会議、のせエネ勉強会 など
〇自然エネルギー調達・販売方針
自然エネルギーの調達・販売方針を定め、ホームページ等に明記しています。
URL:https://nose-toyono.com/electricity-delivery/
市場高騰対策等も行わなければならず方針通りにできない部分もありますが、可能な限りこの基準に沿った電源調達を目指しています。
- もっとも苦労している(した)ことや現状の課題はなんでしょうか?
まちづくりや環境でやりたいこと・やらないといけないことが沢山ありますが、資金も人的リソースも、まだまだ追いついていません。
- 将来のビジョンを教えてください。
地域のみなさんと一緒に、
地域から日本を・世界を持続可能にしていきたいです。
- パワーシフト・キャンペーンに一言!
私自身は、高校時代から環境活動を始め、NGOでも長く働いてきました。
今、企業の立場になり、改めて市民社会からの取組の大切さに気づかせられています。
市民社会と志ある企業などと、ぜひ協力して持続可能な社会を作っていきましょう。
(能勢・豊能まちづくり 北橋みどり)
(2023年6月)