「福知山市」もパワーシフト!

福知山市HP
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp

選んだ電力会社
たんたんエナジー株式会社 (時期:2020年4月から、高圧)

切り替えた施設(2020年4月以降、各施設により異なる)
福知山市役所本庁
ほか49か所:福知山城天守閣、福知山市佐藤太清記念美術館、日本の鬼の交流博物館、大呂自然休養村センター、福知山鉄道館フクレル、大雲の里、ハピネスふくちやま、三和支所、夜久野支所(夜久野町生涯学習センター)、福知山市学校給食センター、中央公民館・市民交流プラザふくちやま、日新地域公民館、成和地域公民館、成和地域運動場、六人部地域公民館、川口地域公民館、三和会館・三和地域公民館、惇明小学校、昭和小学校、大正小学校、雀部小学校、庵我小学校、修斉小学校、遷喬小学校、上豊富小学校、六人部小学校、上川口小学校、成仁小学校、桃映中学校、南陵中学校、成和中学校、六人部中学校、川口中学校、日新中学校、三和学園、夜久野学園、大江学園、福知山市総合福祉会館、大江支所、福知山市厚生会館、夜久野町農業トレーニングセンター、福知山市斎場、福知山市消防防災センター、福知山市武道館、三段池公園総合体育館、三和荘、農匠の郷やくの、げん鬼こども園、三和こども園

福知山市役所

  • どんな自治体ですか?
    福知山市は、京都府の北西部、由良川流域にひらけた福知山盆地に位置しています。
    市の中心部では、総合病院等の医療機関や美術館等の文化施設、大型店舗も多数展開しており、一定の都市機能が中心部にコンパクトに凝縮しています。また、鉄道・高速道路・国道といった周辺部との交通が整備されており、交通の要衝となっています。市周辺部は山地が多く、自然環境の豊かな田園風景が広がり、多様な動植物の分布が確認されています。

  • パワーシフトをした理由は何ですか?
    本市では、2021年2月にゼロカーボンシティを宣言し、2021年6月には再エネ100%に取り組むことを宣言する民間の枠組み「再エネ100宣言 RE Action」に参加しました。
    脱炭素化に向けた取組を積極的に進めていくため、率先した再エネ電力への切り替えを行っています。

  • その電力会社を選んだ理由を教えてください。
    本市では、過去からさまざまな有識者の方に参画いただき、再生可能エネルギーの活用プランの策定や、再生可能エネルギー事業化検討会議を設置し、本市における再生可能エネルギー事業の推進に関して「地域新電力会社の設立による公共施設での再エネの活用」を提言書としてとりまとめていただいてきました。
    2019年1月には、たんたんエナジー株式会社を含む5者で「地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に関する協定」を締結しています。
    たんたんエナジー株式会社様は本市における電力調達の単なる契約相手だけではなく、市内に本社を置く地域新電力としてエネルギーの地産地消の推進や、電力の売り上げの一部を地域に還元し経済循環に繋げるなど、市の政策方針に共感性のある事業ビジョンを掲げられているため、本市のパートナーとして再エネ事業を連携して推進しているところです。

  • パワーシフトしてから、まわりの反応や変化などはありますか?
    本市にある福知山城は、2020年10月当時、全国で初めて再生可能エネルギー100%由来の電気を常時使用している天守閣のあるお城として、メディアにも大きく取り上げられました。
    また、2021年度から開始した公共施設の屋根を活用したオンサイトPPA事業については、先進的なモデルとして環境省等からも注目いただき、府内外を問わず、他自治体職員様の視察や勉強会を開催いただいています。

    再エネ100%城

  • そのほかに、環境についてなど取り組んでいることはありますか?
    企業と連携し本市の森林間伐材を活用した学校給食食器の製品化を実現し、2023年9月から全ての市立小中学校での使用を開始しています。また、小学生向けの教材冊子「地球温暖化を止めろ!未来への挑戦」を作成し、環境に関する啓発に取り組んでいます。

  • パワーシフト・キャンペーンへ一言!
    脱炭素化の取組は環境・経済・社会の好循環を生み出すきっかけになります。再エネ電力への切り替えは脱炭素化の最初の一歩として、ぜひ積極的に取り組んでほしいと思います。

(2024年2月)