サステナブルな宿「IL BOSCO(ボスコ)」もパワーシフト!

IL BOSCO(ボスコ)
https://il-bosco.com/

「自然を大切に、環境にやさしいサステナブルな宿を目指します」

選んだ電力会社
みんな電力(時期:2020年4月から)(低圧)

●切り替えた宿:IL BOSCO(ボスコ)       
住所:399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城22264-6
電話:0261-75-4775

●どんな宿ですか?

IL BOSCO(ボスコ)は、
自然で遊ぶベースキャンプとして使えるサステナブルな宿です。
客室は、無垢のフローリングや珪藻土の壁、自然素材で仕上げており、館内は、薪が香るラウンジ、緑の中のウッドデッキ、檜風呂、大自然で遊んだ体をリフレッシュいただけます。
お食事は、地元で育った野菜で作る料理をご用意、また、大好きな自然に負担をかけないように、運営しています。

オーナーの宗川公紀さんは、学生のころ白馬にスキーシーズンに働きに来ていました。また夏はとても緑が豊かなことに魅了されたのをきっかけに白馬に移住し、2006年にIL BOSCOを開業しました。

サステナブルな取り組み

ボスコは、『配慮すること、大切にすること、楽しむこと、愛すること。』
ゲストと一緒にこの白馬を楽しみ、保全することを目標とし、下記の取り組みに力を入れています。

1、エコロジカルフットプリントを減らし、徒歩や、自転車、で遊ぶことを提案
2、自然の心地よさに触れてもらう
3、リサイクル、再利用、少消費量
4、地産で倫理にかなった食べ物と商品の提供

●パワーシフトをした理由は何ですか?

Protect Our Winters Japan(POW https://protectourwinters.jp/))や自然エネルギー信州ネット、Hakuba SDGs Labのソーラーパネル設置に関する勉強会に参加、世界の気候変動の実態を知りました。白馬の自然、大好きな自然を残したいという想いだけを持っていながらも行動していないことに気付き、行動に移すことにしました。

●その電力会社を選んだ理由を教えてください。

再生可能エネルギー100%のプランがあり、また再生可能エネルギーの発電所を自社で持っており、生産者を応援できるなど会社の理念に共感したためです。

●そのほかに、環境についてなど取り組んでいることがあれば教えてください。

①宿の省エネ化、断熱改修『ボスコの省エネくん』プロジェクト
https://il-bosco.com/blog/archives/7026

断熱改修レポートの掲示

・白馬村の杉材の外壁とトリプルガラス(low-E Ar(アルゴンガス封入))の樹脂サッシ
・壁には高性能ガラスウールなどの断熱材を使用
・山仕事の企業組合、木材会社、工務店、ガラス店など、地域の協力業者さんと力を合わせ、仕事をお願いすることでお金の地産地消を図りました
・木材が育つのに必要な60年は、使い続けれるように強靭で柔軟に空間作りができる建物を目指しています

②6.6kwの屋根ソーラパネル設置

おおよそ1世帯分の電力を作り続けます。

 ソーラーパネル

③薪ボイラーを導入し、熱は、檜風呂を沸かしたり、給湯、冬は暖房に使います。 森林からエネルギーを頂いています
④ゲストルームには、自家製天井輻射パネルが付いてその中を流れる 循環水を沢で冷やしてパネルの温度を下げます
⑤地場食材を生かした食事
料理は地域でとれる季節の旬の食材を使っています。地元の旬の野菜や果物を食べることで、おいしいだけでなく輸送などで排出するCO2排出を削減できます。
⑥電車、自転車、電気自動車でお越しのお客様には、「グリーンボーナス」客室料金割引中!です。(2024年時点:プランは最新情報を確認してください)

また、白馬の自然時間を過ごしていただくためにこんなプランも作りました。
【解毒!引き算の旅プラン】
「気づけばいつも、スマホやパソコンを眺めている」という方へ、デジタルから離れて自然時間をたよりに過ごしてみる。
4つのルールに従って自然時間で過ごして頂く2泊3日の朝食、夕食付きのプランです。

自然を楽しむ為の4つのルール!
👉チェックイン時デジタルデバイスを預ける。
👉絶景の〇〇を眺めながらランチをする。
👉移動は、徒歩、公共機関で!
👉夜は、焚き火をしながら自分を見つめる!
詳細はこちら:https://il-bosco.com/hikizantrip
(2024年時点:プランは最新情報を確認してください)

これで自分自身もサステナブルになれるかもしれません。

(2024年6月 宗川公紀 田渕透)