★2017年8月より、グリーンピープルズパワーに切り替え
電気というエネルギーも、地元で育てた野菜をメサ・グランデまで運んでくれる農家さんとの関係に似ている、また、地方の活性化とリンクするところもあるかと考え、パワーシフトに踏み切りました。
「原発の問題があります。東日本大震災の時にあれだけの規模の放射能がでてしまって、心の中に罪悪感みたいなのがありますね。東京電力の電気なのに、福島の人たちがあんなに苦しい思いをして、現在もずっと続いています。そんな電気で私たちが生活していいのだろうかと、引け目を感じています。やっぱりその辺、福島の支援するようなものもひとつありますね。」
メサ・グランデ
メサ・グランデHP:http://mesa-grande.blogspot.jp/
選んだ電力会社 | グリーンピープルズパワー株式会社(時期:2017年8月から) |
切り替えた事業所(所在地) | 「メサ・グランデ」(NPO法人ぐらす・かわさき) 川崎市中原区 |
電気の選考基準 | ・川崎の農家さんを支援しているように、電気も地産地消にしたい
・カフェを営業しているので、料金もきっかけの一つ ・グリーンピープルズパワーの社長さんから直接話を聞いたこと |
- 店舗紹介 川崎の地元野菜を販売する八百屋&コミュニティカフェ。食と農を通じての地域コミュニティづくり、誰もが暮しやすい地域社会づくりを目指しています。川崎市中原区南武線武蔵新城駅徒歩2分。障がいのある方の日中の居場所、地域活動支援センターとしても機能しています。子ども食堂「めさみーる+」を月1度実施するなど地域活動にも広く使われております。
- 貴事業所がパワーシフトに踏み切った理由をお聞かせください。
ここはカフェを営業しているので、料金的にどうなのかがきっかりの一つです。でもグリーンピープルズパワーの竹村英明社長に伺ったところ、新電力会社に変えても同じ位かほんのちょっと安くなるしかならないだろうとのことでした。
展開している事業の中で地産地消を推奨して川崎野菜を販売していています。川崎にもこれだけおいしい野菜があることを伝えたいからです。そのまま食べてもおいしいですが、美味しい野菜を人の手で調理することでさらに美味しさが伝わることがあります。そのためカフェで川崎野菜を使ったランチやお弁当を提供しています。電気というエネルギーも、地元で育てた野菜をメサ・グランデまで運んでくれる農家さんとの関係に似ている、また、地方の活性化とリンクするところもあるかと考え、パワーシフトに踏み切りました。
それに、原発の問題があります。東日本大震災の時にあれだれの規模の放射能がでてしまって、心の中に罪悪感みたいなのがありますね。東京電力の電気なのに、福島の人たちがあんなに苦しい思いをして、現在もずっと続いています。そんな電気で私たちが生活していいのだろうかと、引け目を感じています。やっぱりその辺、福島の支援するようなものもひとつありますね。
パワーシフト・キャンペーンへ一言!
良いと分かっていても安物を選ばざるを得ない生活の難しさ、皆さんも原発に頼ってはいけないという思いがあっても、実際に何をどう考えたらいいか分からないまま日々を過ごしているところがありますね。でも、値段的にどちらが安いかで選ぶことも自然なことです。値段との折り合いをつけて生きていく中で、できるだけ光熱費を抑えたいという気持ちでしょう。
やっぱり人間ですから変化することは、力がいることです。皆さんがパワーシフト・キャンペーンといういい活動しているのですけれど、普通の人がそこに入って行くにはどうしたらいいかなあと感じています。
(2017年12月)