【パワーシフトな企業】カフェスロー

カフェスロー

カフェスローHP:http://www.cafeslow.com/

選んだ電力会社 みんな電力 (時期:2016年11月から)
切り替えた事業所(所在地)

カフェ、ギャラリーおよびオフィス、2Fワークショップスペース(東京都国分寺市)

電気の選考基準 ・原発由来のでんきを使っていない会社。

・東京電力と資本関係のない会社。

・パワーシフトキャンペーンが評価している会社。

・再生エネルギー、自然エネルギーを積極的に利用している会社

●貴事業所がパワーシフトに踏み切った理由をお聞かせください。

カフェスローは、「食」を真ん中に、人と人、人と自然、今の世代と未来の世代の「つながり」を考えたライフスタイルの提案をしているカフェです。脱原発をめざし、設立当初より、省エネ、節電、非電化などに取り組んできましたが、今回の電力自由化を受け、スロームーブメントの一環として、パワーシフトに賛同、切り替えることにしました。

●現在、パワーシフトを実現するためにどのような取組みをしていますか?

旬の恵みを大切に、顔のつながりが見える食材を選び、地元からの食材も積極的に取り入れています。月1、2回開催の「暗闇カフェ」では、でんきを消し、蜜蝋キャンドルの灯りで、ゆったりした時間の過ごし方を提案しています。

店内の掃除も電気掃除機を使わずに、モップやほうき、拭き掃除を基本としています。手書きのポップなど、温度のあるコミュニケーションを大切にしています。

●今後さらにパワーシフトを進めるため、どんな取組みを考えていますか?

3月頭に、奥多摩の森のお手入れにつながる間伐材の床を導入しました。全国には、スロー運動に共感し、コミュニティや自然の恵みに寄り添ったカフェがたくさんあります。カフェのような飲食業でもパワーシフトできることを積極的に発信していく予定です。

●パワーシフト・キャンペーンへ一言!

近隣のNPOやNGOと協力しながら、地域の人々に「パワーシフト」と「パワーダウン」の実践を各家庭でも展開してもらうように努めたい。

そのためにも、パワーシフトキャンペーンが地域の家庭、公共団体、企業などに浸透していくことが大事です。応援しています!

(2017年5月)