電気を選ぶチェックリスト

パワーシフト・キャンペーンでチェックリストをつくりました。
あなたの地域の電力会社をチェックしてみましょう。

電力会社を選ぶためのチェックリスト

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2016年3月23日更新

●どんな電気か(環境や地域への配慮) チェック!

check項目理由
どんな発電方法(電源)でつくられ、割合はどうなっているかな?食べ物や着るものと同じように、買う商品の材料を知って、環境負荷が少ない電力を選び、消費者の意志を伝えよう。
地域や市民 発電施設を重視しているかな?大資本ではなく、地域の企業や自治体、市民などが主体で行う、持続可能性に配慮した発電施設からの電力を選ぼう。
★アクション:情報が公開されていない時は電力会社にきいてみよう。

●どんな電力会社か チェック!

check項目理由
原子力発電や石炭火力が主な電源の商品を扱っていない会社かな?環境汚染や核廃棄物の処理など、対策がきちんととられていない(とれない)電力を売る電力会社は選ばないようにしよう。
石炭火力発電所の建設を計画していない、または出資していない会社かな?高効率でもCO2排出量がとても多い石炭火力発電、大気汚染や採掘地の環境破壊も深刻。CO2排出量が増えれば、原発再稼働の弾みとなることも懸念される。
その会社自身や、親会社、子会社(資本関係にある会社)が、原子力発電や石炭火力関連の事業を行っていないかな?電気料金を通じて間接的に、原発や石炭火力関連事業の応援につながってしまう。
地域の事業者や自治体が連携しているかな?エネルギーの地産地消や産消連携に取り組む小売会社を応援しよう。
★アクション:「石炭火力発電所の新設は不要、計画から撤退を」
「原発の電気は将来的にも使わないで」の声も伝えよう。

●消費者にやさしい情報提供をしているか(消費者保護)チェック!

check項目理由
契約期間の縛りがある場合は、分かりやすく説明されているかな?消費者保護の基本。
途中解約時の違約金など、多額の料金が発生しないかな?思いがけず高額な違約金がかかる場合は要注意。
省エネするとお得な電気料金体系になっているかな? (たくさん使うほど料金が高くなる3段階料金制など)「おトク」ばかりをアピールする電力会社は、電気の無駄遣いを促してしまう。
電源構成(発電方法やその割合)がわかりやすく表示されている?(ウェブサイトやパンフレットに見やすく書いてあるかな?)消費者保護の基本。
業務の提携先(電力の仕入先やバランシンググループなど)についての情報がわかりやすく提供されている?現状では、新しい電力小売会社の多くは、東京電力などの旧・一般電気事業者と提携したり、代理店として営業している。確認してみよう。
★アクション:情報が公開されていない時は電力会社にきいてみよう。