＜報告＞パワーシフトセミナーin神戸三宮、大阪梅田

9/21,22に神戸三宮と大阪梅田で開催されたパワーシフトセミナーの報告をします。

9/21(金)14：00-16：30　＠神戸国際会館(神戸三宮)
9/22(土)14：00-16：30　＠ユーズツウ(大阪梅田)

計34名の方々にご参加いただきました。

また、新たに11名の方がパワーシフト宣言してくださり仲間が増えました。

ありがとうございました！

【所感】

今回はパワーシフト・キャンペーンとして、神戸、大阪での開催は初めてでしたが、聴講者の姿勢や質問を聞くと熱心な方が多いと感じました。また会場の半数の方が新電力へスイッチングしており、パワーシフトの先の情報を求めてくる方も多いと感じました。

パワーシフト・キャンペーンのプレゼンでは、それにお応えしようと、電力のスイッチングをただ呼びかけるのではなく、300以上ある新電力の中で、なぜパワーシフトが紹介する会社なのか？それは地域、持続可能なエネルギーというキーワードについてお話をさせていただき、新電力の中の比較表を発表いたしました。

登壇者数名も地域というキーワードの重要性をお話されました。エネルギーで利益を出して、利益の出にくいモビリティに補填するなど全体で、地域で、支える構造のお話がありました。また、田畑、海、川、山林などの１部を保全することを考えずに、地域にあるすべてをトータルで保全、満足を高めると効果的という考え方もありました。

まさに持続可能な社会を作るために、エネルギーは中心であっても一部ではないかという気がしてきました。ドイツのシュタットベルケの構造はそのようなものに近いのではないかと思いました。

さらに、市民代表の村上さんは、パワーシフト・キャンペーンのことを知らずに、独自にパソコンで検索をかけてパワーシフト・キャンペーンのHPに簡単にたどりついたそうです。現在の人間主体の生活は行きすぎであり、スイッチングはコストで選ばずに、将来どうしたいか？で選ぶべきではないかと訴えました。

また、パワーシフトではスイッチングを呼びかけていますが、それだけではなく、アミタホールディングスさんのような「しくみ」がこれからは大事ではないかと考え始めました。それは社員に補助を出すというちょっとしたきっかけを提供することで、行動しやすくする、という考えです。それは意識がそちらに向くということもありますが、「うちの会社なにか良さそう」「補助が出るなら簡単だし申し込みしよう」「みんなやっているからやろう」といった意識を引き出すことなのではないかと思います。

自然とエネルギーのことを考えられて、楽しくなるようなアクションをしていきたいと思いました。

以下、写真レポートをお届けします！

【電気会社を選べば、おトクでエコ！自然エネルギー100％に向けたアクション】

＜第一部：自然エネルギー100％の電気をめざして〜電気を売る立場から＞

スペシャル・トーク「なぜ今『パワーシフト』なのか？コンセントの向こう側で起こっていること」

【9/21神戸】田渕透
（国際環境NGO FoE Japan／パワーシフト・キャンペーン運営委員会）

【9/22大阪】豊田陽介（気候ネットワーク／パワーシフト京都）

　パワーシフトとは何か？良い選択とは何かについて・・・田渕　透