「テニスアリーナガーデン松山」もパワーシフト!

テニスアリーナガーデン松山
https://tagtennis.com/matsuyama/

●選んだ電力会社
TERA Energy(時期:2024年8月から)(高圧)

●切り替えた事業所(店舗名、工場名など):
テニスアリーナガーデン松山(愛媛県松山市)

●どんな企業/事業所ですか?

 愛媛県の県庁所在地、松山市の住宅地にあるテニススクールです。同市では数少ない民間のインドア施設で、インドアコート3.5面と簡易インドアコート2面を合わせた5.5面は、1事業所あたりのインドアコート数としては四国最大です。
 このスクールでは、2歳から89歳まで幅広い年代の約700人が、初めてラケットを握る初心者から全国大会に出場するレベルまで、ひとりひとりの目的に応じたレッスンを受けながら、テニスを楽しんでいただいています。

⚫パワーシフトした理由を教えてください。

 当スクールを運営する株式会社いさわ(本社:徳島市)は、徳島市でも2校のテニススクールを運営しており、2032年までに「日本一環境にやさしいテニススクール」になることをめざしています。そのため、すべての施設において、断熱リフォーム、LEDへの切り替え、省エネ性能の高いエアコンへの交換など徹底した省エネルギーを行い、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
 インドアコートは冷暖房完備ですが、いくら省エネ改修によって消費電力を低減しても、電力は使わざるをえません。そこで、電力消費にともなう削減にも取り組みました。

⚫その電力会社を選んだ理由を教えてください。

 パワーシフトにあたっては、再エネ100%電力を条件に、複数の会社からご提案をいただきました。それらを総合的に判断し、すでに本社の不動産事業で供給実績があり、担当者が親身になって相談に乗ってくれたTERA Energyを選びました。
 パワーシフトによる二酸化炭素の削減量は、年間約63tになると試算しています。
 当スクールでは、ハード面での省エネに加え、レッスンがない時間に照明を消し、エアコンを送風に切り変えるなど、ソフトの省エネにも努めています。再エネ100%電力に切り替えてから1年半がたちましたが、こうした日々の積み重ねもあり、電力需要が高まる真夏や真冬の電気料金が上がることもなく、パワーシフトの結果に満足しています。

株式会社いさわ代表取締役の井澤義治さんは、「日本一環境にやさしいテニススクール」をめざしている

⚫今後の取り組みについても教えてください。

 再エネ100%電力にパワーシフトしましたが、シャワー室の熱源としてプロパンガスを使っているので、まだゼロカーボンスクールとはいえません。
 今後は、インドア施設の屋根に太陽光パネルを設置し、蓄電池も併設して、創エネと蓄エネにも取り組み、ゼロカーボンスクールへの移行をめざしたいですね。
 当スクールの周辺は、住宅だけでなく、幼稚園や介護施設もありますので、太陽光発電の電力は、災害時の非常用電源として地域に供給したいと考えています。株式会社いさわではスタッフ全員がSDGsついて学ぶオリジナルテキストを制作し、事業を通した実践に取り組んでいる

⚫パワーシフト・キャンペーンに一言

 気候変動はテニスを含むスポーツ全般に影響を与えています。気温上昇にともない、日々の練習や大会の運営のあり方を見直さざるをえなくなっています。猛暑によって屋外での練習が制限されれば、インドアのニーズが高まりますが、エネルギー消費量の増大につながらないようにするためには、省エネや再エネの導入が不可欠ですから、パワーシフト・キャンペーンの活動に期待しています。
 パワーシフト・キャンペーンにはさまざまな分野の企業や団体が参加していますので、そうした方々とオンラインなどでの交流などを通して、脱炭素に向けた取り組みを広げていきたいと思っています。

(2025年12月)