4月を目前に・・具体的に電力会社切り替えを考えている方も多いかと思います。
パワーシフト・キャンペーンでは、自然エネルギー供給を重視する供給を目指す電力会社を、
こちらで紹介しています。(http://power-shift.org/choice)
でも、お住まいの地域によって、申し込み開始までもう少し時間がかかる・・ということも多いかと思います。
その場合は、「次善の」電力会社を検討し、数ヶ月たってからあらためてパワーシフトな電力会社への乗り換えを検討することも一つの選択です。
では、どうやって選べばよいでしょうか?
パワーシフト・キャンペーンでチェックリストをつくりました。
あなたの地域の電力会社をチェックしてみましょう。 PDFはこちら Powershift_checklist
●どんな電気か(環境や地域への配慮)チェック! | ||
check | 項目 | 理由 |
どんな発電方法(電源)でつくられ、割合はどうなっているかな? | 食べ物や着るものと同じように、買う商品の材料を知って、環境負荷が少ない電力を選び、消費者の意志を伝えよう。 | |
地域や市民の発電施設を重視しているかな? | 大資本ではなく、地域の企業や自治体、市民などが主体で行う、持続可能性に配慮した発電施設からの電力を選ぼう。 | |
★アクション:情報が公開されていない時は電力会社にきいてみよう。 | ||
●どんな電力会社かチェック! | ||
原子力発電や石炭火力が主な電源の商品を扱っていない会社かな? | 環境汚染や核廃棄物の処理など、対策がきちんととられていない(とれない)電力を売る電力会社は選ばないようにしよう。 | |
石炭火力発電所の建設を計画していない、または出資していない会社かな? | 高効率でもCO2排出量がとても多い石炭火力発電、大気汚染や採掘地の環境破壊も深刻。CO2排出量が増えれば、原発再稼働の弾みとなることも懸念される。 | |
その会社自身や、親会社、子会社(資本関係にある会社)が、原子力発電や石炭火力関連の事業を行っていないかな? | 電気料金を通じて間接的に、原発や石炭火力関連事業の応援につながってしまう。 | |
地域の事業者や自治体が連携しているかな? | エネルギーの地産地消や産消連携に取り組む小売会社を応援しよう。 | |
★アクション:「石炭火力発電所の新設は不要、計画から撤退を」「原発の電気は将来的にも使わないで」の声も伝えよう。 | ||
●消費者にやさしい情報提供をしているか(消費者保護)チェック! | ||
契約期間の縛りがある場合は、分かりやすく説明されているかな? | 消費者保護の基本。 | |
途中解約時の違約金など、多額の料金が発生しないかな? | 思いがけず高額な違約金がかかる場合は要注意。 | |
省エネするとお得な電気料金体系になっているかな? (たくさん使うほど料金が高くなる3段階料金制など) |
「おトク」ばかりをアピールする電力会社は、電気の無駄遣いを促してしまう。 | |
電源構成(発電方法やその割合)がわかりやすく表示されている?(ウェブサイトやパンフレットに見やすく書いてあるかな?) | 消費者保護の基本。 | |
業務の提携先(電力の仕入先やバランシンググループなど)についての情報がわかりやすく提供されている? | 現状では、新しい電力小売会社の多くは、東京電力などの旧・一般電気事業者と提携したり、代理店として営業している。確認してみよう。 | |
★アクション:情報が公開されていない時は電力会社にきいてみよう。 |
同時に、「自然エネルギー買いたい」声をパワーシフト宣言で!まだの方は ⇒http://power-shift.org/declaration