電力自由化から5年、原発事故から10年、パワーシフトのいま

2021年4月。
電力自由化から5年、原発事故から10年が経ちました。
また、2015年3月にパワーシフト・キャンペーンをスタートしてから6年になります。

新電力のシェアと家庭の切り替えは、それぞれ約2割となりました。
その中で、パワーシフトがめざす「再エネや地域の電力」の選択についても、2020年度は大きく関心が高まりました。

気候危機を背景に、多くの若い人たちが関心をもち、SNSを通じてたくさんの「パワーシフトしよう!」メッセージが、それぞれに発信されていました。

2020年秋には「パワーシフトアンバサダープロジェクト」をスタートしました。
「でんきをもっと身近に、サステナブルに」をキャッチコピーに、
各方面で活躍するアンバサダーのみなさん、さらに市民アンバサダーのみなさんが加わり、
キャンペーンはさらにパワーアップ。
たくさんの方に広がりつつあります。

一方で、大手電力による支配体制はほぼそのまま維持されていたり、
電力システム改革の趣旨に逆行するような、
原発や石炭火力を支援する制度がつくられるなど、
大きな問題も立ちはだかっています。

環境や社会影響の面はもちろん、コストの面でも、
再生可能エネルギーへの転換は、世界の流れです。

地域にねざし、社会を元気にする再生可能エネルギーへの転換を、
私たち市民も参加してつくっていきたい、
そんな思いで、引き続き活動していきます。

みなさんの応援や参加がちから(パワー)になります!

また先日、注目のニュースもありました。
パワーシフトも含め、消費者団体などが2015年から求めていた、
「電源構成等の情報開示の際に放射性廃棄物量の表示もしてほしい」
という点について、3月29日に開催された内閣府エネ規制改革タスクフォースの会合で、
「今後検討していく」ということが示されました。
電源構成開示の義務化については「難しい」ということですが、
引き続き注目・働きかけしていきましょう。

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/conference/energy/20210329/agenda.html
(資料3-1「進捗管理表」の19ページ)

*3月10日から4月30日まで、いまだからこそのアクションをよびかける
「#311みんなでパワーシフト」キャンペーン中です!
https://power-shift.org/311_campaign/

*電力市場価格高騰問題の署名も呼びかけ中!https://power-shift.org/petition_jepx/

(2021年4月、パワーシフト・キャンペーン運営委員会)