再エネ新電力って高いの? 料金体系比較しました

再エネ新電力って高いの? 料金体系比較しました

パワーシフト・キャンペーンは、再生可能エネルギーを重視する電力会社への切り替えを呼びかけています。よくある質問の一つが、再エネ新電力の価格です。再エネを重視しているから高いのでは?1.5倍くらいになるのでは?と思って、躊躇してしまっている方も多いようです。

そこで、パワーシフトで紹介している電力会社(東電管内提供11社)の料金体系を、東京電力の新料金と比較し、グラフにしてみました。東京電力と同じくらい、もしくは少し安い料金体系にしているところが多いようです。

電力契約をまだ切り替えていない方、ぜひこの機に考えませんか?

東京電力管内で利用できる電力会社で、東電プランの従量電灯B-40Aに相当する電気料金比較をしました。グラフの緑色の部分が再エネ重視の電力会社(11社)の電気料金の幅を示します。東京電力(赤線)と比較しても決して高くない料金設定としている会社が多いことがわかります。


1ヶ月あたり使用電力量が400kWh(4人家族想定)を抜き出して電気料金を比較してみると、東電と比較して新電力(大手提携)および新電力(再エネ系)とも電気料金が最も高い会社でも東電と同等、最も安い会社では約1000円安価になることがわかります。

詳細なデータは<参考>をご覧ください。

<参考>

表:電気料金算出条件とデータ

*新電力(大手提携)5社は、東電管内で使用できる会社から5社を選択   *新電力(再エネ系)は東電管内で提供できる11社

小売全面自由化から1年を過ぎてパワーシフト宣言は現在約5300件となっています。実際の行動(電力切り替え)は進んでいます。パワーシフトとは、自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会にむけて、電力(パワー)のあり方を変えていくこと。引き続き一緒に進めていきましょう。

(2017年9月)

プレスリリースファイルはこちら ↓

http://power-shift.org/wp-content/uploads/2017/09/170927_release.pdf