「親と教師が作る学校」東京賢治シュタイナー学校もパワーシフト!

東京賢治シュタイナー学校(東京都立川市)
https://www.tokyokenji-steiner.jp/

理事 松浦信平さんにお聞きしました。

  • どの電力会社に切り替えたか?

グリーンピープルズパワー株式会社
(時期:2019年10月から)

  • 切り替えた事業所

東京賢治シュタイナー学校(東京都立川市)

  • その電力会社を選んだ理由を教えてください

「親と教師が作る学校」の取り組みとして、学校に子どもを通わせる保護者らで「学校の電力を考える会」を作り、理事会の委託を受けて、契約先を検討しました。会では、①電源構成が公開されているか ②再生可能エネルギーが最重要視されているか ③その会社と契約した場合、学校の環境教育にどんなメリットがあるか、④電気料金はどうなるか、の4点を指標に、数社に絞り込み、メンバーそれぞれの「イチオシコメント」をつけて理事会に報告。スタッフの方々との心の通ったやりとりを通して最も多くの「イチオシ」を得たグリーンピープルズパワーを、理事会が契約先に決定しました。

  • パワーシフトにつながる貴社の取り組みやビジョンを教えてください

私たちの学校が実践するシュタイナー教育は、「人間は自然や宇宙との関係の中にある」という人間観を基礎に置きながら、自由な自己決定を行うことができる人間の形成を目指しています。そのような学校をつくる大人たちのあり方として、自らが使う電気を、自然や宇宙との調和の観点から捉え直すことは、必要なことだと考えました。電力会社選定にあたっては、保護者が協力して学び、話し合うプロセスを大切にしました。結果だけでなくプロセスからも、学校を作っていく上で良いエネルギーが生まれたと感じています。

  • パワーシフト・キャンペーンに一言!

電力自由化に関して多くの情報が氾濫する中、パワーシフト・キャンペーンでは、「自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会に向けて」との明確な観点を打ち出しながら、情報を整理してくれています。皆が納得して次の一歩を踏み出す上で、とても役に立ちました!

(2020年2月)