東京聖テモテ教会もパワーシフト!

東京聖テモテ教会
URL: http://www.nskk.org/tokyo/church/timothy/index.html

  • 選んだ電力会社、切り替えた時期、事業所、基準

「みんな電力」株式会社 (2018年11月から)
切り替えた事業所:東京聖テモテ教会(東京都文京区)
電気の選考基準:「顔の見える電力」であること、FIT電気(太陽光、風力、水力、バイオマス)比率を上げること、二酸化炭素排出量削減

  • 貴社がパワーシフトに踏み切った理由をお聞かせください。

東京聖テモテ教会は日本聖公会東京教区のキリスト教の教会です。以前、当教会では太陽光発電による電力供給を検討したこともありましたが、「みんな電力」さまとの出会いにより、生産された電力を有効に利用することでパワーシフトできることを知り、パワーシフトに踏み切ることができました。

キリスト教において、「いのち」は最も大切なテーマであり、地球環境問題はわたしたちにとってはことに重要な課題です。教会としてパワーシフトをすることは、いわゆるFIT電気(太陽光、風力、水力、バイオマス)比率を上げることが第一の目的でした。

  • 今後さらにパワーシフトを進めるため、どんな取組みを考えていますか?

わたくしどもの教区・教会では、環境に関わる課題についての取り組みは、未だ小規模なものに留まっています。そこで、遅まきながら、自らの行動を変えていくきっかけを日本聖公会東京教区内の各教会(https://www.nskk.org/tokyo/churchs)にも伝えていきたいと考えています。

  • パワーシフト・キャンペーンへ一言!

教会らしいことを述べさせてください。人間は生きるため、地球、宇宙のあらゆるものからエネルギーをいただいています。人間は歴史のなかで、そのエネルギーを得るために自然を開き、火力発電、原子力発電などを開発し、利用してきました。しかし、今、この歴史の結果として自然は破壊され、原子力発電は命に直接的な危険を及ぼす事故を起こしてしまいました。

わたしたち教会は、破壊へと繋がってきたこれまでの歩みは、すべての被造物を祝福した神の思いとは反するものであったことを、キリスト教会として素直に認め、反省とともに、行動を新たにする必要があります。このような取り組みは、神からの命を大切にする教会こそが、率先して世界に訴えて来るべきことでしたが、残念ながらそうはなっていません。むしろ、世界中の良き思いを抱いた人々により動きが起こりました。教会はその知恵と経験に学ばせていただきながら、遅まきでもこの取組みに参画してまいりたいと願っています。

(2021年4月)